"monolith" was formed with the created of "Ocean Line" performed in Atlia, Kawaguchi City Art Galley in July 2013. The duo is made up of Tamura Hiroshi (tamuranmusic) and Yamada Beyond.NEWBGM is the sound-art project of their concept, in which they present a partition as thin as a layer of skin, as brief as the separation between two sides of a coin.
何かを隔てている、その一枚とは何か?
私達が人間に対して興味がある部分として、例えば単純に善悪の二極化では語れないところにあります。しかも相手が存在した時には、更に受け取り方という複雑性が加算されていきます。そこが人を難しくさせ、混乱させ、かつ深みへ誘う部分だと思っています。その隔たりは、本当は存在しないのかも知れないが、何なのかという事を自分なりに知りたくて作品化したいと思っているのかもしれません。どこまでが演奏で、どこまでが日常的な行為か、また、どこまでがダンスのように見えるのか?不明なグレーゾーンな部分を『a rotation within the mindscape』は表しています。今回は本作品を音楽作品として示していますが、音楽的なリテラシーがなければ、ただ遊んでいる行為にしか見えないかもしれません。実際に音を消して映像だけ見ればそうなるでしょう。その理由は演奏という訓練された作為的行為が存在しないからです。しかしループして蓄積された実際の音はかなり大音量で、ハウリングも起こします。その音量で聞いた時にはじめて音楽的な行為と気づく位に日常的作業にわざと落としこんでいます。つまり相手の判断に委ねている部分が、「薄皮の一枚」と呼んでいるのかもしれません。
私達の生活環境には、様々な目に見えないものが飛び交ってる、例えば電波だったり、放射線だったり、それらは物にあたっても微細なので、耳に聞こえる程の音を発する事はないが、もし、それらがスーパーボール大の大きさだったら、私達の生活空間には、「どんな音が潜んでいるのだろうか?」それを確認しようとし創作した。
The environment around our lives is full of different types of invisible particles flying around the air, particles such as radio waves and radiation. When they bump into something, they are so fine that they do not emit a sound, which humans can catch. But if these substances were as big as bouncy balls, "what kind of sounds would we perceive, reverberating "around our living space? We created this performance to try and discover the nature of these sounds